病院代えたい‼️って思った事。その1

こんばんは。
自己紹介でも言ってますが、一応育児中です。昨年愛娘を出産しました。それはもう可愛くて、元気で、逞しくて、、、
今回は、そんな愛しの我が子がまだお腹の中に居た時の出来事です。


前回、退職について触れたと思いますが、産休をとるようオススメしたのにはもう一つ、私が体験したにがい経験をふまえての事なんです。
妊娠したらまず、私はお金について調べました。やはり気になるのは、妊娠中に貰えるお金と、出産にかかる費用、そして出産後に貰えるお金です。それには退職のタイミングも無関係ではありません。
まずは、妊娠中に貰えるお金で「出産手当金」というものがありました。ネットで調べれば分かると思いますが、出産後も仕事を続ける人が産休中に貰える手当のようですが、退職のタイミングさえ間違わなければ、退職した私のような人でも給付してもらえるようです。それには勤続年数が関わりますが、非正規雇用の人も対象となります。
会社はその手当金の為に退職日を調整してくれる事を了承してくれました。
因みに私が勤めていた会社の係りの人はそういった事にあまり詳しくなかったらしく、委託先の社会保険労務士の方に確認しながら手続きしてくれたらしいです。多分、会社では私が第1号だったんでしょう。
この時期、会社の中は新規の事業などで慌ただしかったのを記憶しています。それもあり、係りの人と中々連絡がとれず、退職日の打ち合わせもギリギリになってしまいました。
出産手当金は出産予定日前42日前まで在籍していて、尚且つ当日から産休に入る人が対象だったと思います。なので、係りの人は42日前以降10日程有給を消化しつつ、その後を退職日にするとの事でした。実質、出産予定日43日前に仕事を辞め、翌日からは産休という事になりました。
この時、私は仕事に行かなくても多少収入があることに単純に喜んでいました。
有給を消化し、いよいよ指定された退職日がきました。私は保険証を持って事務所に行きました。健康保健は旦那様の会社の扶養にしてもらう予定だった為、延長はしない旨と、雇用保険の延長申請をする旨も伝えました。
一応臨月の妊婦だったので、いつ何があるとも限りません。保険証が手元にないのは多少不安でしたが、いざとなったら全額手出しを覚悟していました。
この辺の記憶は定かではないんですが、すぐに旦那様に扶養に入れてもらえるよう、会社に伝えてもらったと思います。


この時の私は、この後とても後悔する事になろうとは、夢にも思いませんでした。
社会に出て20年強、会社ではいっちょまえに先輩気取りでいましたが、まだまだ社会の常識を知らないことを知らされました。
仕事を終え、帰宅した旦那様から告げられたのは、私の予想もつかない答えでした。


扶養に入れてもらうには、退職した証明書が必要とのこと。


「無いものを無いと証明するのは極めて困難」


某政治家の方がそう言っているのを聞いた事があります。
「会社を退職した=収入が無い」を証明する?
頭に浮かんだのは、それは証明する必要があるのか?という事でした。
健康保健組合によって違うそうですが、やはり今の世の中、悪いやつらは沢山居ます。だからそんな証明も必要なんでしょう、きっと。(私が無知なのでそう思ったんです(^_^;))
慌ててネットで調べると、会社によりですが、退職日に申請していると貰えるものだったそうです。早速会社に出向き、その旨を伝えましたが、怪訝な顔をされただけでした。
そうしている内に、検診の日がやってきました。
当然保険証が無いので、検診以外で薬など処方された場合は実費になります。私は受付の人に保険証が無い事、旦那様の扶養に入る予定の旨を伝えました。
私が通院していた病院は個人の産婦人科で、受付の人は3人程居ました。いつもはあまり慣れていない風の若い女性が対応してくれて、とても親切な印象を持っていました。
いつものその人は私が保険証が無いことに多少戸惑ったような表情を見せ、隣に居た先輩(上司?)風の女性にその事を相談していました。
待合室で呼ばれるのを待っていると、先に受付の先輩風の女性に呼ばれました。


「保険証はいつ出来るんですか?」
「今手続きをお願いしたばかりなので、少なくとも1週間位かかると思います」


正直、当てずっぽうでした。
旦那様の会社から求められた健康保険未加入の証明書=「健康保険資格喪失証明書」等の入手自体、その時点で未定でした。
私自身、健康保険など簡単に手続きできるものだと勝手に思っていたので、全く調べもせず、呑気に過ごしていました。
受付の女性は少し呆れたような表情(私にはそう見えました)を見せ、もし新しい保険証が届いたら直ぐに持参するように言いました。
意地悪な言い方をすれば、そんな事当たり前だと思いました。今の世の中、健康保険を当たり前に利用していた人間が、わざんざ実費を払いたいはずはありません。戻ってくると分かっていても、そんな面倒な事はないと思います。
私は多少引っ掛かりを感じつつも、とりあえず頷いて病院を後にしました。


長くなりそうなので、続きはまた後日(^_^;)